ザイオソフトの事業を支える基盤の業務として、IT管理室には3つの役割があります。一つは、社内インフラ（サーバーやパソコン、電話、ネットワーク、各種業務ソフトウェア）の導入・構築・運用・保守。次に社員向けのヘルプデスク（マシンのセットアップやマシントラブルの解決、ソフトウェアの使い方指導、要望のあった機器購入等）。もう一つがIT機器やソフトウェアの資産管理です。

ザイオソフトでのITエンジニアの仕事は、IT管理室主導で行うタスクと他部署からのヘルプデスクへの依頼で行うタスクがあります。IT管理室主導で行うタスクとしては、例えば社員が日常的に使用するマシンのセットアップやメンテナンス、社内サーバーのメンテナンスなどです。ヘルプデスクへの依頼はさまざまで、新たな開発に必要な機器の購入からネットワークトラブルなど、ITに関する社員のお困り事に随時対応します。そしてどちらのタスクも社内の業務を止めることなく、円滑に行う必要があります。

IT管理室主導で行うタスクも、ヘルプデスクへの依頼で行うタスクもどちらも担当しています。なかでもヘルプデスクへの依頼が次々届くので、それを溜めないようにタイムマネジメントが重要になりますね。あと忘れてはいけないのが、毎年4月に行われるITEM（国際医用画像総合展）に向けての準備です。ザイオソフトにとってこの展示会は非常に重要で、その準備には２か月ほど時間をかけます。機材の手配やセットアップ、現地での設置作業など、展示会が終わるまで気が抜けないですね。

上司と部下という関係にこだわらず、社員はみんな自分の意見をはっきり言いますし、その意見を周囲も受け止める文化が根づいています。忌憚のない意見交換ができる会社なので、議論も活発になりますよね。社長も社員の意見にいつも耳を傾けています。会社にとって必要なものなら導入を前向きに検討してくれますし、承認してもらえることも多いです。

IT管理室は社員向けのヘルプデスクを設けているので全社員とコミュニケーションを取る機会があり、お互いの顔や名前がわかるので話しやすい関係を築いていると思います。また、他部署が主催の勉強会も多くあるので、タイミングがあえば積極的に参加するよう心がけています。社内には自分がこれまで経験したことのない分野に精通した方が多く、いろいろ教えてもらうことで、業務のときとはまた別の顔を見ることができますから。